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クリントン大西の裏日記

2017

0724
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2009

0919
19:22

>前編はこちら

てことで後編。

『ナルト』の岸本斉史も、『ワンピース』の尾田栄一郎も、ともに鳥山明の影響を多大に受けている。2人ともわたしと同じぐらいのトシなわけだが(ちょっとだけ年上)、あの世代で鳥山ウェーブに影響されていない漫画家などほぼ皆無であるから、これは自然な流れ。

ただ、完全に「鳥山リスペクト」なワンピ尾田に比べると、ナルト岸本の方は大友克洋のDNAも多分に含んでいる。その辺の、ある種の写実趣味(写実ではないが、写実を基礎としたデフォルメ)が、外国でウケる要因なのかもなぁ、と思ったりする・・・・・・・いや、関係ないか?(笑)。単に「ニンジャ」ってことで受けてるだけかな?

ナルトは女性キャラに魅力がない、というハナシがある。これは正確ではない。キャラ自体には、魅力がある。ただし、何というのか・・・・・大友遺伝子の副作用なのかどうなのか・・・・・「萌え」は殆どない。ついでに言えばさっぱりエロくない。「忍法・お色気の術」で、実際に「うわっ、これヤベッ、エロ過ぎっ」と感じる読者は、相当マイノリティだろう。エロってのは、画力を超越した先にあるものなんだよッ!(力説)。

そんな「美少女萌え全盛」といったきらいのある現代少年漫画界においては、最初から重いハンデを背負った『ナルト』(その意味では、『トリコ』も十字架を背負っている)・・・・・それでもまぁ、ヒナタはなかなかイイ。

最新の47巻では、これまで(その名に反して)日陰者だった彼女に、連載始まって以来というぐらい強烈なスポットが照射された。『ダイの大冒険』で言うところの、まさしくメルル。「あぁ~、ハイハイ。身を挺して『愛しいシト』をなんたらかたら、ねぇ─────ハッ、いかにも日本人好みの、お涙頂戴だな。古いよ」

ski.jpg















古くたって、イイものはイイんだ!

hina01.jpg

















hina02.jpg









もうこのシーンだけで、ご飯三杯はOK。

木ノ葉の里を文字通り消し飛ばした『自称:神』のペイン(フリーザ) vs ヒナタ(ナメック星の子供ぐらい)・・・・殆ど自殺しに出てきたようなモンですが、この策も何もない特攻形態に、ある要素が加わるだけで涙腺決壊ですよ。

hina03.jpg


















もうサクラいいだろ。この子でええやん、ヒロイン。

この後は、読者の期待通り(この期待は裏切っちゃいけない)、ヒナタあっさり返り討ち > ナルト、イヤボーン=九尾化 > その後、なんやかんやあって解決・・・・・だ。

さて。

満身創痍で(ほぼ完全に崩壊した)里に戻るナルト。「わー、ナルトありがとう!」、「ありがとう!」、「ナルト、信じていたぜ!(危険な台詞)」と、皆に歓待を受けるわけだが──────

ariga.jpg











ええええええ~・・・ッ!?
  

あ・・・? あ・・・?

そりゃあ、幾らナンでもちょっとないんじゃね、岸本先生っ! ナンでここでサクラなんだよ! 文脈がオカシイよ! だってあの大決戦中、こいつ特に何もしてねーじゃん! 戦場でオロオロしてただけじゃん!

wakaranaku.jpg












あまりに想定外の展開に、ヒナタも絶妙な表情浮かべざるを得ないよ!

eeee.jpg










ヒナタ 「(・・・・え、そうなの?)」

向かって右後方で微妙に半笑いの、日向家の家臣の人もきっとこう思ってるよ。

家臣「(えええー・・・・ナイよなぁ、これはナイわぁ。ヒナタ様、立場ゼロじゃん。引っ込み思案のこの方が、あんなに頑張って、どさくさに告白までしたってのになぁ─────何この女。ちょっとは空気読めよ。お前は何もしてねーだろうがっ。ヒナタ様が色んなものを懸けて戦っていた時、オメーはクリリンの物真似してただけだからねコレ)」

kuririn01.jpg















ナルトというキャラのモットーが『初志貫徹』である以上、とにかくこの(読者的にはかなりどうでもいい)サクラとカップリングさせるべきだ、みたいな考えなのだとは思うが・・・・これはそろそろ方針の修正が求められるところだな。

──────ま、発端はサクラが(一方的に)惚れてたサスケが抜け忍になり、三角関係がより面倒臭い形になったことになるので、ここはナルトとサクラの関係にきっちりと結末を付けてから、ストーリーの収拾にあたるのがベストであると愚考する次第。

ichirin.jpg







その意味では、ここ最近の「ナルトがサスケを取り戻そうとする理由に、『サクラとの約束』なんてのがあるが、これはもうある種の呪いなんじゃないか?」といったアプローチはなかなか良いと思った。

kimimo01.jpg












これまでドロロ谷垣並に影の薄かったサイが、ついに本領発揮。

kimimo02.jpg











見事に読者の心中を代弁


「戦闘力のインフレ」も、そろそろ極まるところまで極まってきた『ナルト』。クライマックスに向け、複雑化してきた人間関係図をどのように着地させるのか? 今後の展開に、目が離せないってばよ!
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