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クリントン大西の裏日記

2017

0323
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2008

0506
8:38

今日はマンガのことだけ書くぞ!

『オメガトライブキングダム』

なんだか打ち切りの気配濃厚でハラハラドキドキ。だから小学館って嫌いなんだよ。『七夕の国』も、『ペット』も、『からくりサーカス』も、明らかにもうちょっとどうにかなった。商業主義というなら、これらは『守る側』の作品だろう日本の漫画界は、基本、講談社と秋田書店が支えています。あ、あと白泉社も(集英社系だが)。

で、オメガトライブキングダム。本当はもっともっともっともっと描きたかったんだろうなぁ、というのが山ほどあるのを痛切に感じる。明らかに『終わらせ』にかかっており、『NARUTO』のエロガマ仙人ぐらい大ピンチだ。ここまで、こんなに丹念に積み重ねてきたのに・・・伏線まだいっぱいあるのに・・・
でも、スキンヘッドのイヴはちょっとイカしてた。

『浮浪雲』

例の特異天才、ジョージ秋山が誇る代表作の1つだ。『こち亀』、『ゴルゴ13』ほどではないにせよ、それでもかなりの長期連載。舞台は幕末の江戸。主人公の『お頭』こと雲(くも)は、子供二人の親にして、品川宿の雲助達を統べる男。今風に言えば、要するに小規模運送会社の社長だ。生粋の遊び人であり、仕事は一切しない。「おねえちゃん、あちきと遊ばない」が基本スタイル。飄々としていて掴み所がないが、それでいて要所要所はしっかり押さえている、というようなキャラ付けである。

なにげに剣の達人であったりもし(元々侍の家柄)、どれぐらいの達人かというと、百人以上のヤクザを相手どり、散歩のついでみたいにスパスパ皆殺しにするといった感じ(呑気そうに見えて、なかなか容赦がない)。

幕末という設定上、なんか色んな歴史上の事件が起こりそうなものだが、実際にはとても平和な日常しか流れていない。エピソードの殆どは、そうした何気ない毎日の連続だ。

(例)

雲の息子、真面目な新之介君は、ある時オナニーに目覚める。・・・が、マジメであるが故、そんな自分に自己嫌悪を覚え、色々と葛藤したり、性欲を振り切ろうと岸辺を走り回ったりするも全く効果なし。一体どうしたものだろう、としょげ返る新之介君が、ふと家の自室に戻ると、そこには全裸で畳の上に立ち、なんかシコシコやっていらっしゃる父上の姿

「ち、父上・・・」
「よっ、新さん。一緒にやりましょう
「じょ、冗談じゃないよ!」
逃げる新之介君は、雲の剣で着衣を粉々に切り刻まれ、丸裸にされてしまう。
最後は、親子並んでご自宅の屋根にそのままの姿で仁王立ち。
青空を背景に、まこと気宇壮大な風情で親子一緒にシコシコ。
「わぁーっはっはっはっはっはっは」

そんな何気ない日常が、のべ80巻以上も続く。
ホントに凄いマンガだと思う

16:21

『ウィングマン』

「チェイング!」の掛詞(かけことば)で変身。夢、願望を書きこむと、それが現実化する『ドリムノート』を使い、正義のヒーローになった主人公が、異次元の悪者と戦ったり、なんかまぁ色々する作品である。そんなもんがあったら「敵ボスが今すぐ死ぬ」とか書けば一撃なんじゃ? といった感じであるが、あくまでプラスベクトルの夢想でなければ現実化しないらしく、一度敵にノートが渡った時、そうした虐殺行為には利用できないことが間接的に示されたりもした(このあたりの作りは、さすがに巧い)。

構造的には、『仮面ライダー』以降の「特撮ヒーローもの」のパロディ的側面を持つ。といっても『ヒーローは孤独』といった古典派の踏襲ではなく、むしろ「みんなで力を合わせて頑張ろう」という、ヒーロー戦隊系のリスペクトといった向きの方がより強い。

当時の漫画家としては異常なほど絵が上手く、センスも一段二段先を行っていた。『AKIRA』や『Dr.スランプ』とは、また違う方向性を切り開いた、パイオニア的作品である。

『金田一少年の事件簿』

ミステリファンからは揶揄されがちな作品であるが、やっぱ読んでみると面白い。島田荘司を始め、新本格派(・・・と、当時は呼ばれた)人達の作品のトリックを多数流用していることでも有名。わたし個人の意見を言えば、ミステリトリックのネタバレによる被害より、推理小説といったものを広く再認識させた功績の方が大きいと思う。わたしがもしパクられ先の作家だとすれば、「ふ、俺様の影響を受けやがったな」ぐらいにしか感じないだろう。むしろ虚栄心が満たされて気分が良い

わたしは推理小説を書くくせに、推理小説を『考えながら』読まない人だ。だから、大半のミステリ作品は結末まで謎が分からない。たまに『不幸にも』分かってしまう場合も幾らかあるけども、それらもまたエンターテイメントとして充分読める。第一、もはや恥ずかしくて使いにくい題材として『密室』なんてシロモノがあるけども、この概念は多くの作家が流用しまくっている。エドガー・アラン・ポーは、しかし多分、それで『デュパン作品がネタバレ被害にあった。許せない』とは言わないだろう。

『エンジェルハート』

言わずと知れた、名作『シティーハンター』のパラレルワールド的続編である。有名過ぎるので、内容の説明はしない。ただ、一番印象に残っているのはこのシーン。

交通事故で死んだ香の心臓を何者かに奪われ、誰かの体内に移植されているらしきことをしった冴羽 獠(さえば りょう)は、もしその(移植された)人物を見つけたらどうする気なのか? という冴子の言に、笑みを浮かべていわく、
「そいつから抉り出す・・・」

『ケロロ軍曹』

カエル型宇宙人が一般家庭に居候・・・という、藤子不二雄系を思わせる構造の作品────と思わせ、実際のところは現代版の『奇面組』。様々なパロディ要素を取り入れている点を解説されることが多いし、実際その側面は大いにあるのだけども、ケロロ軍曹の一番凄いところは、構成の正確さにあると思う。

基本的に一話完結なのだが、非常に丁寧に「起承転結」をつけている。この作法自体に沿うことは皆普通にやっていることだが、その中にあっても当作品の几帳面さは特筆に値する。その意味では、『藤子不二雄系』という評も当たっているかな。
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