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クリントン大西の裏日記

2017

0530
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2010

0124
きうりさんの中編推理小説「GO.」については以前にも読書感想文を書いたが、今回はそのリニューアル版についての追加感想だ。

例によって未読の方は、「つづきはこちら」以下を見ない方が良い。





【GO.(改訂版) 読書感想文】


・・・・・いやぁ、これは参った(笑)。

以前より格段にパワーアップ

何より、探偵役である「先生」のキャラがいい感じに『底上げ』されており、とても身近になった(以前は、「なんだかちょっと遠い人」だったので)。

序盤の「解説」追加で、ヒロイン役とおぼしき中尾春香の存在感・必然性が増し、何より「先生」のインテリ度うなぎ登り。解説を通じて「先生」の思想的背景もかいま見え、ぐぐっと感情移入度UP。

ほか、狂える殺人鬼カリスマ美容師・板東鉄人の「終盤激白」が非常に秀逸。

思えば、『玻璃の家』や『十三回忌』では、こうした「終盤の津波」─────人間力の爆発みたいなものがなかった(数少ないションボリ要因)。その意味でも、この演出は素晴らしい。

細部で言うなら、「車のナンバーの組み合わせから数式~」の辺り。

「東大生などが、実際よくやる」・・・・・みたいな事例を付記すると、「えー? そんなワケわからんことする人間、ホントにいるかぁ~? リアリティがないなぁ」とかいう無知な揚げ足取り予防にイイかも知れませんぞ(普通の人は、なかなかそういうことしないので)。

というわけで、素晴らしい「改訂版」でした。

短編・中編の賞に是非出してみては?
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ありがとうございます…っ!
ご感想とお褒めの言葉、ありがとうございます!

僕としては「ちょっと整えてみただけ」のつもりだったのですが、思ったよりも見栄えが良くなっていたようでとても嬉しいです。

僕一人ではああいう風に直すことは出来なかったはずで、これは全てクリントンさんのアドバイスのお陰ですね。今回の創作過程で、色々と新しいやり方も見えてきた気がしますし、感謝しております。

車のナンバー云々の部分については、実は僕も気になっていました(笑)あそこだけ様々な意味で「弱い」感じがしていたもので…。このコメントをつけたら、そこだけちょろっと直しておきます。

俄然やる気が出てきました。この作品、迅速に何かの賞に応募しようと思います。今、張り切ってますよ。
きうり URL 2010/01/24(Sun)18:33:34 編集
お役に立てて幸いです
作品の元が良ければ良いほど、細部の引っかかりが必要以上に気になる、というような向きがあったのだと思われます。

アドバイスというほど大したアレではありませんでしたが(細部の引っかかりを感じたまま書くというだけで・・・)、結果的に何らかの貢献ができたとすれば、とても嬉しいです。


出すとすれば、「本格推理なんとか賞」(二階堂黎人主催)か、鮎川賞の短編部門(名前を失念・・・)になるのですかね?

頑張ってください!
クリントン大西 2010/01/24(Sun)19:12:10 編集
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